« 終身雇用のほうが収益力が高くなる | Main | 社会と言う概念が消失しつつある?(他責社会へ)~弱者感情から敗者感情へ。 »

2004.05.03

あらためて確認。-年功で楽してきたのは「評価者」でした。

★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
----------------------------------------------------

 平社員よりも中間管理職のほうが、
 中間管理職よりも上級管理職のほうが、
 平等を守るための細心の気配りと
  (ここでの平等とは、「君にも彼とおなじほど同じ機会を与えた」という
   機会の与え方の厳密な平等さを指す : ono注)
 相手の異論をはね返す強靱な論理と
 相手がキレる恐怖に絶えるだけの度胸を要求されるのだ。

 それらを欠けば、部下の不平不満は山積みし
 やる気だけが失われていく。

☆  ★  ☆

いやまぁ、これ、はまりますわ。

    「00年代の格差ゲーム」佐藤俊樹著。

積ん読にしてあったのだけれど、読み始めたらとまんない。

先般の「成果主義にしたら、評価が平等になった」という記事の背景と構造を指し示していますですな。
「評価者の緊張と評価される側が頭にきて暴発しキレる可能性」についての理解を促してくれます。

事態が多様であるにもかかわらず、それを無視したカタチで、評価の次元を1つに集約してしまうと怖いのですよ。
お互いに逃げ場がなくなりますからね。

上記の引用の前のパラグラフはこんな感じ↓

能力主義は、評価されるされる側にも厳しいが、それ以上に、評価する側にとってしんどい制度なのだ。

平等ゲームのなかでは、評価が少しくらい公平でなくても、大目に見てもらえる。たとえ人事考課が不当に低いと感じても、それ以外の面で自分の地位が確保されていると思えば、人は簡単にキレたりはしない。

だから評価する側もあまり神経を使わずにすむ。

年齢や年功という平等ゲームで一番守られてきたのは、じつは、評価する側、考課する側なのだ。

|

« 終身雇用のほうが収益力が高くなる | Main | 社会と言う概念が消失しつつある?(他責社会へ)~弱者感情から敗者感情へ。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4491/532412

Listed below are links to weblogs that reference あらためて確認。-年功で楽してきたのは「評価者」でした。:

« 終身雇用のほうが収益力が高くなる | Main | 社会と言う概念が消失しつつある?(他責社会へ)~弱者感情から敗者感情へ。 »