「年功」主義の哲学-成果主義をぶっとばせ
★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
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年功主義には思想があったのです。
それは従業員の生活を守るという思想で、
きちんと生活していける保障があり、
若いうちは多少失敗をしても許されて、
5年、10年のうちに一人前になってくれたらいい、
そういう思想が貫かれていました。
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『現代』4月号、東大教授「成果主義の虚構を崩す~日本型年功制復活への実証宣言」高橋伸夫より。
売れている『虚妄の成果主義』の著者、高橋伸夫の論文?(もしかしたらインタビュー記事の再構成かも)
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でも成果主義は続くんですよねぇ。
バブル期入社のいまの30代がある程度減らないと、ずっとこのままですわね。
上記に続けて高橋伸夫はこう言い切ります。
ところが、いまの成果主義には思想がない。 そこにあるのは、成果をあげればカネをたくさんやるから頑張れという、居直った姿勢だけです。
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