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2004.04.01

社説の社説

今日の朝日新聞の社説。

■社説――比べて読めば面白い

我々の考えがいつも正しいなどとは思わない。社会の変化につれて考えが変わることもある。大切なのは、異なる意見を戦わせること、違いの中から進歩を見いだそうとする姿勢ではないか。
読み手の方も同じだろう。誰しも自分の考えに近い論に接すれば、居心地よく安心もできる。だが、それだけでは視野が広がらない。異なる意見を知り、自分の考えを鍛えることも大切だ。


日本では100以上の新聞社が、朝刊だけでも約5千万部の新聞を発行している。テレビと大きく異なるのは、新聞が自らの主張を展開できる「言論機関」でもあることだ。ところが、あちこちの番組を見比べやすいテレビと違い、社説の読み比べは簡単でない。他紙との違いが届きにくいのは歯がゆくもある。


今日から朝日新聞の社説は3面に移った。これを機にいっそう「論」を磨き、競い合いたい。インターネットや図書館などを利用すれば、他紙の社説にも接しやすい。読み比べ、ご批判や激励を寄せていただければ、なおありがたい。


★  ★

4月1日付の社説は各紙とも週刊文春の出版差し止めが高裁で取り消されたことに関して社説を載せていて、朝日新聞も掲載している。
朝日は加えて「社説の社説」を掲載している。

記事にありますが、読み比べは本当にしたいですよなぁ。
比較という意味では、ブログのほうが比較しやすいもんなぁ(爆)

記者クラブなどいう談合組織があるんだから、それこそ良い談合をして、社説ポータルサイトでもつくってくれないでしょうか >新聞各社。

ちなみに 文春出版差し止めの取り消しについての社説は

 ●朝日 : 取り消しがあたりまえぢゃ ボケーっ
 ●読売 : プライバシー問題についてあいまいさが残る。それにしても文春は「表現の自由」などと声高に言うな。 (るび:たかが雑誌の分際で・・・とか?)
 ●毎日 : 妥当な高裁決定でホッとした。検閲を許すな。プライバシー保護はメディアが自主的に配慮すべき問題ぢゃ。アホー
 ●日経 : 週刊誌はおとなしくしろ、ばかもんがぁ。

って感じ。

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Comments

Ken Griffith Jr. さん
反応遅くなってしまいました。もう見てくれないかも(しくしく)

>情報の受け手側(大衆)としては事件性、速報性の高いニュースを除き、一つの事象に付いて判断する場合は一つのメディアに固執せずに新聞、雑誌、テレビ等、ありとあらゆるソースから情報を収集、自らの客観的且つ普遍的な視点で判断するのが一番であり、また正しいのでは?と思うのです。

そうですね。そういうことですよね。
いろいろな情報から多面的に判断し自信の意見形成をしないといけないですよね。

で、なんですけれど、もしお読み頂いていたら、もう2つほどご見解を教えてもらえませんか。

●多面的な情報を収集するという意味では、いまの時代、インターネットを通じて手軽に意見や情報を収集できる環境がととのった「いま」は、昔よりも相当ましな時代と捉えてられますか?

●多面的な情報を集め自分の意見を持つということにボクらはなれてないような気がします。メディアリテラシー形成のための教育も受けてないし(涙)
時間もなくなぜだか忙しいし(涙×2)

なので新聞とかに「見方」「意見」でさえ、依存したくなります。「あんたら(メディア)がやってよ。ボクは忙しいんだ」って感じなわけです(コラコラ)

さて、どうしても効率的(!!)に しかし新聞だけに依存せず、多面的に考えるために、ボクらはどんな方法、癖を身につけるべきでしょうねぇ。

Posted by: ono | 2004.04.04 10:19 AM

 こんにちは。

 そうですね、あくまでも原則論、そして数年前、私があるベンチャーのプレス担当をしていた時の経験からとして聞いていただければと思うのですが、新聞が自らを「社会の公器」と謳うのなら社説以外のところで意見表明、つまりネガティヴ・キャンペーンを張るような新聞、また市場経済で動いているとは言え、広告主からの圧力に屈したり逆に「広告の表示」が無いのに提灯記事を書くような新聞は、まず基本的に信用しません・・・そうなると全部ダメなのですが(苦笑)

 新聞は戦時中、戦意を煽る為に提灯記事を書いた「重い十字架」を背負っているはずです。その反省から「政治、社会権力に屈さず客観的視点で自らを正し、表現して行く」自浄効果を持ち合わせているはずなのに、現在は市場主義が優先され上手く機能していない、と感じるんですよね。アメリカでは撤退世論のきっかけになった92年のソマリア報道(映画「ブラックホーク・ダウン」のモデルと言われている)の例もありますが、日本のマスコミってそう言う部分での自主性が希薄であると言わざるを得ない。お手盛りでやっている記者クラブなんかそのいい例だと思います。

 情報の受け手側(大衆)としては事件性、速報性の高いニュースを除き、一つの事象に付いて判断する場合は一つのメディアに固執せずに新聞、雑誌、テレビ等、ありとあらゆるソースから情報を収集、自らの客観的且つ普遍的な視点で判断するのが一番であり、また正しいのでは?と思うのです。そう言う意味では新聞もたかが参考程度にしかならない、と考えてます。

 人様のところで長々と語ってしまいました。失礼をいたしました。

Posted by: Ken Griffith Jr. | 2004.04.02 09:02 AM

Yocさん

>勧誘員に騙されて

攻殻機動隊のDVDがあたります とか言われるととっちゃいそうだなぁ・・・

>やっぱ言い出しっぺがやるべきだと思いマス(笑)。

えっと、言い出しっぺは朝日新聞ということで(コラコラ)

Posted by: ono | 2004.04.02 12:34 AM

it1127さん

トラバ、ありがとうございました。
社説、ずっと追いかけるには、体力不足です(爆)

Posted by: ono | 2004.04.02 12:31 AM

Ken Griffith Jr.さん

新聞、マスメディアの中ではましなほう と思ってるんですが甘いですか?(本気で聞いてます)

もし新聞がダメだとして、なにを基盤としての情報源とすべきか、お考えあったら是非是非聞かせてください。

Posted by: ono | 2004.04.02 12:30 AM

こんにちは。

社説の読み比べは、僕も学生時代に朝日と産経でやったことあります。僕の場合は、見事に勧誘員に騙されて半年ほど新聞がダブってしまったという情けない理由なのですが(^^;。
しかもその頃、丁度インターネットにハマり出していたのでなにがなんだかという状態でした(あ、すみません今もです)。

社説ポータルサイト、ありそうで無いですよね~。やっぱ言い出しっぺがやるべきだと思いマス(笑)。

Posted by: Yoc | 2004.04.01 06:15 PM

>社説ポータルサイト
誰かお金持ちの有志。やってくれないかなぁ。onoさん一つどうですか?
貴記事、My記事にクリップさせて頂きました。悪しからず。

Posted by: it1127 | 2004.04.01 04:12 PM

こんにちは。いつもお世話になっております。

 この社説の読み比べですが、私も学生時代に四代誌+1でやった事があります(そう言う分野の専攻だったので)。

 3ヶ月くらいやってると各自新聞社のスタンス、思想、その新聞社が近い業界団体などが浮き彫りになり、結構面白いです。

 なので私は基本的に新聞が書いていることは信用しない訳ですが(爆)

Posted by: Ken Griffith Jr. | 2004.04.01 11:51 AM

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