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2004.03.11

平凡なボクらのブログが時代を証言する義務と権利を持つ!~ロバが旅に出かけたところで馬になって帰ってくるわけではない

★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
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 ロバが旅に出かけたところで馬になって帰ってくるわけではない。

 
☆  ★

 押井守の封切り中の映画「イノセンス」で3回ほど使われた言葉。

★  ★  ★

てっきり孔子の言葉だと思っていたがインターネットで検索すると違うようだ。
「西洋のことわざ」として紹介されている。

[ Syuugoroの格言集《は》 ]
ロバの旅はロバにとっての成長に役立つのだ。馬にとやかくいわれる必要は無い。ロバにはロバの価値がある。
けわしい山道ではロバの方が役に立つのだ。

ロバが馬になろうとしても、なれる筈がないのだ。そんな無駄な努力をしている間に自分の能力も発揮できず、もっとも惨めな生き方をしてしまうだろう。
充実した人生とは、人の能力を真似することではない。自分の能力と可能性を実現することだ。

平凡の価値を貶めてはならない。もっとも平凡な人生を体験した人が、自分の人生の中で体験したこと、結婚や家族の死、愛する人との別離、仕事の苦労や悩み、貧しさへの嘆き、旅行や休みの日の遊びで小さな幸福を感じたこと、世間で起こった事件への感想など、それを正確に記録すれば、その生活が平凡であればあるほど、もっとも価値ある時代の証言になるだろう。

平凡な人間こそが時代を証言する義務と権利を持っている。

★  ☆

個性と同時に平凡さの価値を言う。
凄いですねぇ。

頭の中では、個性と平凡は逆の関係の言葉として配置されてしまいがちだけれど。

しかしこの部分↓、ブログとか日誌がそのまま当てはまるぢゃん!

もっとも平凡な人生を体験した人が、自分の人生の中で体験したこと、結婚や家族の死、愛する人との別離、仕事の苦労や悩み、貧しさへの嘆き、旅行や休みの日の遊びで小さな幸福を感じたこと、世間で起こった事件への感想など、それを正確に記録すれば、その生活が平凡であればあるほど、もっとも価値ある時代の証言になるだろう。

☆  ★  ★  ★

あ~この言葉「ロバが旅に出かけたところで馬になって帰ってくるわけではない」、映画イノセンスのどういう場面で使われてたんだっけかなぁ。

くそっ、もう一度、見に行きたくなっちゃったよ。

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Comments

Yocさん

>上手く言えないんですが(^^;。それこそ”平凡なボクらの時代の証言”を追っかけてるんだと思うんです。

んまいっ!

ボクが批判記事でおもしろいのをまだ見つけられてないのは、ファン心理なのかなぁ(笑)
価値観や生き様が違うなぁ、てな納得する批判記事もあるんですね。

Posted by: ono | 2004.03.25 at 11:12 PM

すんません、前言撤回。
アップルシードも必ず見に行きます!それも先行ロードショーで(笑)
onoさんの最新のエントリーから飛んでいった新しい予告編にしっかり洗脳されました。

ミーハー万歳!

Posted by: Yoc | 2004.03.25 at 04:54 PM

>否定的コメントも半分くらいありますでしょう?

この映画の場合、テーマがテーマだけに否定的なコメントも肯定的なコメントもどっちも面白いんですよ。なんというか、この映画が上映されている2004年の日本という状況自体を楽しんでいるというか、上手く言えないんですが(^^;。それこそ”平凡なボクらの時代の証言”を追っかけてるんだと思うんです。とりあえず叩くことしかできない人から、松岡さんのように大絶賛する人まで、その幅がすごく面白い。

アップルシードも見るつもりですが、映画の日に安く済ませるか、最悪レンタルビデオ待ちです。おそらく、こんなに幅広いリアクションは起きないと思うなぁ。

Posted by: Yoc | 2004.03.25 at 04:37 PM

Yocさん

そうですか、Feedbackでひっかけてるんですね。
否定的コメントも半分くらいありますでしょう?
話題になり過ぎだから、好き嫌い出るに決まってるわ程度に否定的見解のほうを時々読み(流して)いますが。

>おお計5回だ

わはは。やっぱし。
で、アップルシードはどうされるんですか?

Posted by: ono | 2004.03.25 at 03:30 PM

どうも、Yocです。

>ずっと読んでられるんですか?千夜千冊。それだけでも脱帽。

まさかぁ~。自分が読んだことある本や、興味ある本についての
回を狙い撃ちする程度です。全部読んでたら衝動買いの本代で
破産しちゃいます(笑)。今回のはFeedbackでイノセンスを追っか
けてたら
引っかかってきたのでした。

>空気の密度はそこそこよく使う。たしかにイノセンスの空気密度
>ははじめから濃厚でした。

映像としての空気密度は、担当した方がどう表現したか詳しく解説
してます。ご参考までに~。

>こんな正剛さんの絶賛を読むと、またいきたくなるんじゃないん
>ですか?5回目とかに挑戦とか?

えーと、僕の中では既に字幕版IMAX版を見に行く(おお計5回だ)
ことになってますのでご心配なく!(笑)

Posted by: Yoc | 2004.03.25 at 02:49 PM

Yocさん 小野です
いーもの紹介していただいてありがとうございます。

ずっと読んでられるんですか?千夜千冊。それだけでも脱帽。

正剛さんの●世界定め●空気の密度 という言葉がきになりました。
空気の密度はそこそこよく使う。たしかにイノセンスの空気密度ははじめから濃厚でした。

世界定めと言う言葉ははじめてでしたので、グーグルをひきましたが、どうやら歌舞伎用語ですね(さすが日本オタクの正剛さん♪)

ねーYocさん、
こんな正剛さんの絶賛を読むと、またいきたくなるんじゃないんですか?5回目とかに挑戦とか?

うううう、かくいうボクもまたムラムラが・・

Posted by: ono | 2004.03.25 at 10:33 AM

うわわわ、正剛さんイノセンスを絶賛してます。

「傑作などという言葉は使いたくない。」

一生に一度でいいからこんなこと言われてみたい~。

Posted by: Yoc | 2004.03.24 at 02:20 PM

Yocさん  it1127さん

正剛さんがこちら関西でやるイベントには実は良く出かけてます。かっこ良すぎでいやになりますですね。

>筋肉痛になります(笑)。

わはは。レッシグもですね。あはは

Posted by: ono | 2004.03.13 at 05:55 PM

yocさん
松岡正剛いいですね。結構影響受けてます。「情報の歴史」は圧巻でした。あと「知識は編集」私の座右の銘です。

Posted by: it1127 | 2004.03.12 at 05:11 PM

お返事どうもです(^^)。

>レッシグ的世界観
レッシグってどっかで聞いたことあるなーと思ってググッたら「CODE」や「コモンズ」の著者さんだったのですね(汗。
いつか読もうと思いつつタイミングを逃してた本でした。これがいい機会だと思うので読んでみます。
さっきのコメントを自己分析すると、「情報の歴史」「知の編集工学」等で知った松岡正剛さんからの影響だと思います。特に情報の歴史は圧巻でした。大きい本屋さんや図書館ならば置いてあると思うので、未読でしたら是非手にとってみて下さい。筋肉痛になります(笑)。

Posted by: Yoc | 2004.03.12 at 12:34 PM

Ken Griffithさん いらっしゃいませ。

>一般庶民が歴史の語り部になって行く事が一番大事だ
という事は、非常によく分かります。

はい、そういう事なんでしょうねぇ。
引き寄せて考えると、庶民としての自分がしっかりしないといけないわとあらためて思います(フセインなき後のイラクの混乱ぶりを思い出してしまいまして、語り部に足る庶民とは何かというのもあるなぁ とふと・・・)

>しかし、「イノセンス」で使われてたんですねえ(笑)

いやはや、ボクなどイノセンスではじめてこの言葉を知りまして、無知無教養をさらけ出してしまってますですね(トホホ)

Posted by: ono | 2004.03.12 at 09:41 AM

 こんにちは。

 久しぶりに聞きました<「ロバが旅に出かけたところで~」。
一番大変なのが「毎日平凡に生きる事」自分のこれまでの生きて
きた道を考えても、よく分かる気がします。

 庶民の「肌感覚」が歴史を判断するにあたり最も正しく公平だ
という事でしょうか。まあこれまでの「権力者が作ってきた歴史」
を顧みても、一般庶民が歴史の語り部になって行く事が一番大事だ
という事は、非常によく分かります。

 しかし、「イノセンス」で使われてたんですねえ(笑)

Posted by: Ken Griffith | 2004.03.12 at 08:35 AM

Yocさん
魅力的なコメント、ありがとうございます。
メールを打ってしまおうかと思ってしまいましたです。

指摘はレッシグ的世界観からかな と想像しながら読ませてもらってました。


>これからイノセンス3回目を見に行ってきます(笑)

ああ!! なんかめちゃくちゃ 悔しい(笑)

Posted by: ono | 2004.03.12 at 12:42 AM

it1127さん

ジョブスも十分、成功した経営者だし(笑)←まぜっかえし

平凡な人生を送ることの価値はしかしやっぱり日本人には困難が伴うんだろうなとは思いますねぇ。

先の記事にした週刊ダイヤモンドの村上龍・藤原和博・玄田有史の対談を読んでいると、特に村上龍は、多様な個々人の生き方、多様性を認めあうために「格差」を認めることが必要といってる。
総中流意識構造のままだと明るい断念ができないだろうし、そうなると、多様性を認めるってなかなか難しいだろうなぁとも思ったりもしますです。

Posted by: ono | 2004.03.12 at 12:38 AM

こんにちは。
歴史って結局、権力者が情報を編集して記録したものなんでしょうね。情報というものがネットに山ほど記録されて、検索と編集もそれなりに容易にできるようになった現在、歴史がどうなっていくかは僕もわっかりまっしぇーん。

ただ、革命はおきたし現在も進行中ですね。でも主役は僕らに移動したように思わされてるだけで、真の主役は情報の検索&編集&記録を簡単にしてくれている人達だと思うなぁ。あぁ、そういう意味では主役はやっぱり移動したのか。


これからイノセンス3回目を見に行ってきます(笑)

Posted by: Yoc | 2004.03.11 at 04:20 PM

そうそう、主役の移動が起こる[起こっている]のかも。

かつてS・ジョブズが巨人IBMに対抗してコンピュータの解放を唱え「アップル」を創ったのを思い出す。一方、その巨人IBMのPCにbasicを売り込んだB・ゲイツが大成功を収めたのは皮肉な話だが、それは経済的な勝利であって、革命の勝利者ではない。革命の勝利者はジョブズだ。

Posted by: it1127 | 2004.03.11 at 12:18 PM

it1127さん

歴史、疎いんです(笑)
企業変革物語として翻訳しなおして見るなら、あれっすよね、概ね経営陣からの記述が主だった1980年代に 現場からの視点で「匠の時代」を内橋克人が記述しなおすという良い仕事をしたような、そんな歴史記述がはじまるのかもしれませんです。

Posted by: ono | 2004.03.11 at 11:54 AM

こんばんわぁ。
>その生活が平凡であればあるほど、もっとも価値ある時代の証言になるだろう
圧倒的に平凡な人が多いわけだから、正解なのかなぁー。
これまで歴史といえば権力者の為の歴史だったが、21世紀を迎えて、インターネットの時代を迎えて始めて大衆の歴史が始まるのかなぁー。だとすれば、くだらない戯言はそれなりに意味を持つってことかぁ。わっかりまっしぇーん。

Posted by: it1127 | 2004.03.11 at 01:33 AM

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