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2004.03.20

bk1の人文・社会・ノンフィクション、ランキング(3.8-3.14)

ちょっと遅れつつ(涙)、bk1の人文・社会のランキングを見てぶつぶつ言う記事。

☆  ★

1 → バカの壁           ●養老 孟司著  ◇新潮新書
2 ↑ 逆説の日本史 11      ●井沢 元彦著  ◇小学館
3 ↓ 「おたく」の精神史      ●大塚 英志著 ◇講談社現代新書
4 ↑ 下山事件(ケース)     ●森 達也著   ◇新潮社
5 ― 戦争が遺したもの      ●鶴見 俊輔著 ◇新曜社
6 ― 経営者の精神史       ●山口 昌男著 ◇ダイヤモンド社
7 ↑ マンガ金正日入門 2     ●李 友情作   ◇飛鳥新社
8 ↑ 14歳からの哲学      ●池田 晶子著  ◇トランスビュー
9 ― 噂の真相一行情報大全集 ●噂の真相編集部◇イースト・プレス
10 ― 張形と江戸をんな     ●田中 優子著  ◇洋泉社新書
11 ― 編集とはどのような仕事なのか ●鷲尾 賢也著◇トランスビュー
12 ↓ 経済学という教養     ●稲葉 振一郎著 ◇東洋経済新報社
13 ↑ ハイスクール1968    ●四方田 犬彦著 ◇新潮社
14 ↓ 禅的生活          ●玄侑宗久著   ◇ちくま新書
15 ― キリスト教思想への招待 ●田川 建三著  ◇勁草書房 

★  ☆  ☆  ☆

噂の真相本や江戸研究で有名な田中優子本など、ちょっと気になる本がランクインですが、、、
なんといっても5位ですよなぁ、5位「戦争が遺したもの」の鶴見本。上野千鶴子と小熊 英二が鶴見俊輔に襲いかかる(笑)

いつもなら、bk1の内容紹介や書評から中身を見るんだけれど、今回はアマゾンから。(ここ

いやBK1の書評もなかなか濃密だったんで面白かったんですよ。念のため。

で、アマゾンから引用。

『〈民主〉と〈愛国〉』で読書界の話題をさらった小熊氏が、今回はあの上野千鶴子氏をさそって、戦後思想界の大御所・鶴見俊輔氏に、戦争体験を軸に戦中から戦後にかけての経験をお聞きします。(略)上野ファン、小熊ファンにとっても、それれの鋭い切り込みによる鶴見氏の赤裸々な「告白」をとおして戦後思想史の隠されていた部分が次々に明かされるスリルと、丁々発止の対談の魅力を味わうことができるでしょう。

うほほ。ヨダレが出てきた。
んで、小熊氏の前書きと上野氏のあとがきまで載ってる。

◆小熊英二氏「まえがき」より◆
つまるところ、「戦後」を終わらせる、あるいは相対化するためには、「戦争が遺したもの」と向きあい、「戦後」を理解するべく努めるほかないという、いささか平凡な結論に到達する。いまだに「戦後世代」でしかありえない私たちは、いまだに「戦後」でしかありえない時代を生きてゆくなかで、そうした努力に迫られざるをえない。そうした意味で、鶴見氏の戦争体験と戦後体験をお聞きすることは意義を持つと考えた。

上野さんのあとがきは既にいつもの上野節(笑)

◆上野千鶴子「あとがき」より◆
鶴見さんの信頼の深さをまえに、わたしはバトンを手渡された気分である。わたしも小熊さんも戦争を知らない。日本では人口の三分のニまでが、戦後生まれで占められるようになった。戦争体験は、もはや経験者が語り継ぐものではなくなり、それをまったく知らないものたちが再構成して引き受けるほかないものになった。だが、二十一世紀の今日、戦争は少しも過去のものになっていない。あの惨憺たる経験から、わたしたちが学んだことはまだまだ足りない、かのように。

歴史は、それから学ぼうとする者にしか姿をあらわさない。歴史という道しるべのない道を、わたしたちの前に立って歩んできた鶴見さんという知性から、学ぶことは多い。わたしたちはいささか性急に、そしてあまりに無遠慮に、かれがこれまで多く語ってこなかったことを引き出したことを引き出したかもしれない。それというのも、鶴見さんがわたしたちに示した寛大さと信頼のしるしであり、それを受け取ったものには責任が生まれる。願わくばその責任を、読者のあなたにも分かちあってもらいたい。そう願って本書を読者のもとに送りたい。

いやもう、買いだなぁと(笑)
歴史ものに対してまったくボクの身体が無反応なので、こういう対談バトルで学ぼうと思いますです


☆  ★  ★

全然関係がないのですけれど。

本屋で数時間過ごせる時はやっぱり本屋かな と思いますが、忙しく平積や新刊本をざざざとしかながめる時間がない時は、こうやって、あとがき・前書き、更にはアマゾンには抜粋まで載っているわけで、こうなると、リアル本屋以上にネット本屋で本情報を仕入れてしまい買ってしまいますなぁ。

はじめの1章とか読めちゃったりしたら、もうどうしましょって感じになるかも(アホ)

そうそう、もう1つ。
巨大本屋化の流れ、そろそろ止まりませんかしらん。
どでかい本屋だと、探したい本はなかなか見つからないし、店主・店長・店員が、面積のデカさをもてあましていると言うか、あぐらをかいているという印象さえ受ける。

巨大本屋は実は客にとって、めちゃくちゃ不親切であるという現実を認識しちくり。

★  ★  ☆  ☆

ランキングとは関係のない話になっちまいました。
とにかく今週は、鶴見&上野&小熊本だな と(笑)

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Comments

it1127さん

まだいたんだ には大笑いでした。確かに。

>紀ノ国屋[新宿本店]が巨大かどうかはわかりませんが、
>その間一分くらいだった。

そうそう、でかい本屋でも店員がしっかり本好きという基準で採用している本屋は 凄いっすよね。
ネットよりはやく本が本当に出てきます
関西だとジュンク堂という本屋は本当に凄い。
感動しちゃう。

Posted by: ono | 2004.03.21 12:15 PM

おはようございます。
>店主・店長・店員が、面積のデカさをもてあましていると言うか、あぐらをかいているという印象さえ受ける。

紀ノ国屋[新宿本店]が巨大かどうかはわかりませんが、
先日、カウンターで「朝日文庫、東浩紀、郵便なんとかかんとかって本ください」といったら3人の店員さんがすっ飛んでいって、その本を持ってきてくれました。その間一分くらいだった。

>鶴見俊輔

まだ居たんだ。

>リアル本屋以上にネット本屋で本情報を仕入れてしまい買ってしまいますなぁ。

確かに。でもリアル本屋の方がまだ身体が馴染んでいる。私ネットに参加してまだ5ヶ月余りなの。いつ、逆転するのだろうか。

Posted by: it1127 | 2004.03.20 03:01 PM

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