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2004.03.27

高橋尚子の悔し涙

高橋尚子の問題、このブログで注目していたので、この記事ははずせないな、と記事アップ。

★  ☆

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「2人で会見場に向かうとき、『人の悪口を言っても、決定は変わらないから言わないでおこう』と話した。Qちゃんを9年間見てきたが、一度も人のことを悪く言ったことがないんだよ」 

Qちゃんは会見で、気丈にも笑顔を絶やすことはなかった。

 「本当は涙を流したかったと思うよ。あの姿がいじらしくてね。会見で一度だけQちゃんが天井を見上げたでしょう。後で『あのとき涙が出そうになったんで上を向いた』って言ってたよ」 

落選翌日、けろっとした表情で「監督、私走りますから。アテネが最後だと思っていたけれど、そんなどころじゃないです」と師匠に伝えた。
   
会見で「(陸連の)決定に納得」と言ったQちゃんだが、小出監督にはわだかまりが残った。

「『私は不完全燃焼です。陸連がひと言、記録で選ぶって言っていたら、(名古屋国際で)走っていたのに。走らないで落ちたので、あきらめきれません』って言ってたよ」 

「(終盤で失速した)東京国際の後、Qちゃんは陸連関係者から『もう走らなくていいよ。アテネの準備をしておくように』といわれたようだ。だから、本人は名古屋に出なかった」 

代表決定から2日後、小出監督は、日本陸連の関係者に「腑(ふ)に落ちないことが2点ある」と言ったという。 「1つは男子は実績、女子は記録と選考基準が違う。2つ目はレース前に女子は記録で選考すると最初から打ち出しておくべきだとね。記録で選ぶなんて、どう考えても“高橋おろし”にとれてしまう。後からとってつけたような理屈でね」 


ただ、陸連の苦悩にも理解を示す。 

「『苦渋の決断だった』と陸連の沢木啓祐強化委員長が言っていたが、選ぶほうも大変だったと思う。気の毒だ。ただ選考の仕方がまちがっていた。みんなが納得できるようにしなければね。あやふやな選考では不満は出る」

代表選考翌々日の夕方、約2時間、2人で次の目標を話し合った。Qちゃんはノートを持ってきていて、それを見ながら話していたという。 


「落選後に寝ながらいろいろと考えたんだろうね。4、5月は全国の市民マラソンとかに参加する。Qちゃんが『私が持っていないメダルは世界選手権(世界陸上)だけ。がんばって取ってみようかな』って話していたので、挑戦するかもしれない」 

秋にはベルリン、シカゴ、ニューヨークのどこかのマラソンを走るつもりだという。

☆  ★  ★

日本人的、というとマイナス価値の言葉であることが多いので(苦笑)、共感する力というか価値観の違う敵でさえ内包するあり方というか、できた2人だなと素直に感じました。

で、これまでの日本人だとこの小出監督の方法、インタビューによる吐露はないでしょうね。
が、小出監督は内包の上で、あえてここで言う。

このタイミングでこの吐露、発言は果たして効くのだろうか。もっと強く言わないと効かないか。
効かせないといけないかなぁ未来のために。
とこのインタビューを見ると感情的に思います。

もう1つ、あらためて。
効くか効かないかとメダルが取れるか取れないかの問題はまた別かもしれない。ですね。

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