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2004.02.15

どんなご褒美をもらえるとうれしいか-もらう側が求める成果とその再配分

★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
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 市場原理はたしかに尊重すべきだが、人間はそれ以上に尊重すべき存在である。

 
★  ☆

今日、2月15日の朝日新聞書評 篠原章教授(大東文化大)から。

都合の良いところだけ切り取っちゃってます(ニガワライ)
内橋克人「節度の経済学の時代-市場競至上主義を超えて-」に対する篠原教授の書評からのボクのご都合主義抜粋。

「働いた人」と「その人が働いた結果生み出されたモノ」を切り分け、その上で「成果による再配分」「競争を良しとするのか、市場の失敗をどう考えるか」を議論しようぜ という論調が増えてきました。

例えば、bk1の人文・社会・ノンフィクション、ランキング(2.2-2.8)に書いた立岩本と北田暁大のはてな日記による書評。


さて、再配分されるボクらの立場から考えて、「生み出したそれ(成果物)」の評価と「生み出すことに努力した存在であるところのボクというこれ」の評価と、ボクらはどちらを望んでいるんでしょうか。欲望しているんでしょうか。


ちょっと脳内シミュレーションしましょうか。

「あなたはイケスカナイけれど、あなたがつくったそれは役に立ちます」 と言われる場合と「あなたのつくったそれは役に立たないけれど、それをつくってくれたあなたには感謝してます」と言われる場合。

さて、どちらが労働の歓びを自分自身、持続的に享受できるのか。そして、次のがんばりにつながると思いますか?

☆  ★

答えはヒトそれぞれだろうとは思います。

ヒトぞれぞれだろうとは思うのですが、ボクがお会いしたフツーの方々への問い、「どんな時に仕事をしていて良かったと思いますか」という問に対しての多くの答えは、「ありがとう」とお礼を言われたときのその感謝が「それを生み出した存在するこれ、この自分」に向かう時、でありましたです。

ボクは、このフツーの人たちの感想をもって、人間って、労働って、仕事って、そういうもんだろう、そういうもんであって欲しい、と思ってる。思ってるんですね。

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