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2004.01.30

良い歳のとり方・個性の磨き方

★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
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 (樹木希林。「化粧しませんね」という久米宏の問に)
 できるだけ、そぎ落とし、自然に自然に生きたいと思ってる。 
 白髪(シラガ)って良いですよね。白髪と顔のバランスがなんとも良いじゃないですか、なんで染めるんでしょうね。
 私は、白髪があまり出なくって、禿げて来ちゃってるんですけれどね。
 ハゲも良いですよね。

 4年くらい前、ニュースステーションで久米宏のインタビューを受けた時の樹木希林の言葉

☆  ★

女優、樹木希林が左目を失明したという報道が一斉に流れた。

樹木希林、「左目失明」で見せた女優魂 (サンスポ)

「朝起きたら、バタッと見えなくなりました。真っ白でした」と当時の状況を振り返り、「一瞬絶望しました、明日、死ねるわけじゃない。ずっとこれで生きていくのかと思ったら…。それも人生と思いながらも、ことあるごとにため息はついていました」と苦しかった胸中を吐露した。

「それも人生」と失明というその事さえ受け止められるか、受容できるかと自分に向き合う。
 
で、この樹木希林というもの凄い人、受容し抱えて生きていくことを決意する。

手術するかどうか迷って、やっぱりやめようと思ったんです。『よし、私は目1個ぐらいつぶれても、お釣りのくる人生だったな』というふうに思って覚悟を決めたんです」

★  ★  ★

老いていくこと、病気におかされること、それらを受け止め受容し、自分の中で「白髪と顔のバランスがなんともいいじゃないですか」と意味づけ、価値づけできてしまうこの人の凄さ、どっから来るんだろう。

どうしても、若さや強さに価値があるように思いがちな意味のないこびりついてしまった価値観を、あっという間に払拭しちゃうこの人の強さ、どこから来るんだろう。

★  ☆  ☆  ★

そうそう、同じような「言葉」をこの人、桃井かおりも言ってましたわ。

胸が垂れてきて、下がってきた。
でもそうなると、首のところが大きくあいた服を着てもね、胸のふくらみが見えなくて良いよね、イヤらしくなくて。

☆  ☆  ☆  ☆

2人とも性格俳優とか個性俳優という位置づけですよな。

個性的だから好き嫌いが激しいということと、個性的だから受け入れられるということがあるわけですよね。

表面的に考えるとこの2つの捉え、「個性的だから好き嫌いが激しい」と「個性的だから受け入れられる」というこの2つは両立不可能に見えるけれど、桃井かおりも樹木希林も両立しちゃってる。

そういう個性、間違いなく自分にも誰にでもあるこの個性を磨きたいものだ、と
この樹木希林「左目失明」というニュースを聞きながら考えてた。

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