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2004.01.25

よく知らない人を測る方法-学歴ってやつ。

★「言葉」は、「うっ」「ぐっ」と唸らされた言葉を備忘録代わりに記述していこうとするもので、カテゴリー「心と体」に当面は蓄積していきます。
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 うちの部署に学卒は入れるな!
 

とあるでっかい会社の商品開発担当部門の部長の言葉。

この部長、人事部にあるときに怒鳴り込み、この言葉を人事部長に言ったのだった。
こんな経緯↓

☆  ★  ☆

この会社、以前から卒業した学校の名前も学歴もまったく関係のない採用と配属をしていた。

社内の各部署も、配属された新人が高卒か学卒かを知らなかったし、人事の担当も一人ひとりの学歴にはまったく興味関心がなかった。

ある年新人配属後数週間たって、人事部にこの商品開発担当部長が怒鳴り込んできた。

☆ 

「今年、うちの部署に来た新人、大学出てるだろう?」

人事部の担当者も、一人ひとりの学歴に興味関心を示さない社風であったため、書類をひっくり返して調べた。
その部長の言うとおり、学卒だった。

「頭は固いし積極性はないし言ったことしか出来ない。使い物にならん。うちの部署にもう学卒を配属させるな」

☆  ☆  ★

ボクは、このエピソードから教育の問題を書きたいのではないのです。

怒鳴り込んだ商品開発担当も結果として「学歴」を尺度に「今後は高卒にしてくれ」と言っているわけで、彼も学歴を尺度にしてる、学歴に依存してる。

人を測る尺度、自分の職場にあう人材をうまく説明する尺度や言葉がまったく不足していること、「いまのブランド大学はダメだ」という方も、ではどんな人材が必要なの?と問うと採用に有効な基準や言葉を提示出来ないこと、結局は学歴という基準にまだまだ依存せざるをえない状況を確認したいだけ。

★  ☆

国会議員の学歴詐称問題、惨めな展開になりつつある。

[ 朝日 ]
古賀潤議員、HPでの経歴訂正を再訂正 またUCLAに
asahi.com http://www.asahi.com/politics/update/0124/008.html


blogで知り合い、ほんの1ヶ月の間にとても濃密に話をさせてもらえる関係になった友人♪は、「自殺しなきゃいいけどな」とつぶやいた。

自殺という選択肢があるとは思ってなかったが、このくだらない強い抵抗は、ヘタするとそういう選択肢を取る可能性もあるな、とイヤな感じになる。

★  ☆  ☆

人は多様。
測れるわけがない。
だからこそ、どうしても人を測る必要がある時、共通の尺度として学歴が幅を利かせざるをえないんだろう。

「くだらん事だ」と新聞さえ学歴詐称問題などを取り上げない時代など来ないんだろうなとは思う。

☆  ★

いや実は・・・もう学歴は使い物にならないという事を顕在的にわかっている時代になっているのかも。

若年層が就職できず、経験者採用ばかりが目立ちはじめてるのは、学歴ではない時代の象徴かもしれません。

★  ☆

せめてしかし、優秀なベンチャーキャピタルが新事業に投資するかどうかの基準
「最後は新しい事業をやろうとしている起業家の目の色」、
で決めて欲しいとは思うんだけれど。

「あいつをどうして採用したんだ?」
「目の色が輝いていたんですよ」

この会話にボクらが「なるほど!」と納得することさえ出来れば、そうなるんだけれど・・・まだ先かなぁ。

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