わかれ!
●カテゴリーを移動させた「言葉」のシリーズです
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わかれ!
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わかるとはどういう事なんだろう、わかる人とわからない人がいるのはなぜなんだろう。わかった!と膝を手で打った時、それはなにがわかったんだろう、そんな事を考えていたときがありました。(実はいまも ですが)
そんな時、わかると言う動詞の活用形(未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形 ←覚えてます?ボク覚えてなくて、Googleで調べましたとさ(T.T))の中で、命令形の「わかれ」は命令形という活用としては存在しても、わからない人にわかれと言っても意味がないだろう?だから日本語としては存在しないのだという文章に出会いました。
そっか、わかるというのはその人の主観世界、認識の問題なのだから、他者としては待つしかないんだな、寄り添うしかないんだな と思いました。
ところが、ごく親しいある人が(名前伏せますね(苦笑))、「わかれ!」と言う時あるよ、と。その時の会話を忘れてしまったんだけれど、その時は、それって傲慢じゃんと思った。思ったのですね。
その後ずっとあと、時間がたってからの事ですが、その人の掲示板を訪問したときに、ある人に「わかれ!」と書いているのを発見しました。
あら!本当に使ってる。。。。。。。。
どうもボクらは人に、他者に、愛ある厳しい迫り方をしなくなったのかもしれない。「わかるまで待とう」とばかりに、実は冷たく他者をほったらかしにしているのかもしれません。
わかれ!と迫って、相手に、他者に、ちゃんと考えろ!と迫ってあげることをもっとやる必要があるんだなぁ と「わかれ!」という命令形が現実に意味を持って存在するのを知って思いました。
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Comments
Merry christmas to you! :)
Posted by: sizimi | 2003.12.25 09:56 PM
onoさん
こちらからの初トラックバックしてみたけど、まだ要領得ないっす。。。
Posted by: etcetra | 2003.12.25 08:50 AM
「わかれ!」と似たものに「察しろよ!」「察してやれよ!
」というのがあるかと。
もう少しよく考えてみろよ、思考停止するなよ、といろいろな意味合いがありそうですね。
Posted by: Tiger | 2003.12.25 01:54 AM